(疑問1)空気圧が低いとどうなるの?
@ 高速道路などでバースト(破裂)の恐れがあります。
A タイヤの温度が過度に上昇することで損傷・故障が発生。
B ハイドロプレーニング現象(※1)がおこりやすくなります。
(※1)ハイドロプレーニング現象とは、雨などの水がたまった路面である程度のスピードを出したとき
タイヤと路面の間に水が入り込み路面をつかみきれず、浮き上がってしまい、
クルマのコントロールがきかなくなる現象
C 路面との摩擦(抵抗)が増えることで燃費が低下につながります。
D 接地状態が不均一になり、偏摩耗が発生します。
E タイヤのたわみが増えることで操縦安定性が低下します。
(疑問2)タイヤに穴があいていないのに、なぜ空気圧が低くなるの?
@タイヤは穴があいていなくても、空気圧は1カ月で10〜20kPaも自然に抜けていきます。
(疑問3)空気圧が高いとどうなるの?
@ 偏摩耗の発生(センター摩耗)
A タイヤの接地面積が少なくなり、制動距離が長くなります。
B 空気圧過多は必要以上の緊張で傷を受けやすくなります。
C 乗り心地が悪くなりますます(硬い感じでゴツゴツします)。
プロのアドバイス
空気圧は低過ぎても高過ぎてもタイヤに影響を及ぼします。適正な空気圧を守って下さい。
空気圧は1カ月で10〜20kPaも自然に抜けてしまうことをふまえて
安全に走行するためにも、月に一度は空気圧点検をしましょう。
また、空気圧は見た目で判断してはいけません。必ずエアゲージで測定しましょう。
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